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団塊世代が引退していき、ゆとり世代が入社してくる今、世代間にはジェネレーションギャップが存在し、現代の社会では、人から人へ想いを伝える作業が、困難になってきていると言われます。
自分の世代の常識が若い世代に通用しないのは、いつの時代も同じことだと思うのですが、私は、スタッフの本当の気持ちをできる限り理解するために、たくさんの時間を費やすようにしています。例えば、一緒に食事したり、お酒を飲んだり。
ありきたりではありますが、そのせっかくの場で“良い空気”をつくれるかどうかは、私にかかっています。“良い空気”というのは、本音を引き出せる場かどうかということです。かたちだけで終わらせるのではなく、相手の心が開かれる場でないと意味がありませんから。
私も、この仕事にたどり着くまで、たくさんの人に教えを請うたものです。若い頃は、ただがむしゃらに動くことはできても、“考え方”の甘さが露呈して、よく失敗もしました。
それでも、自分が信じた方向を見失わず、あきらめることなく突き進んでいったからこそ今があると思っています。スタッフにも、そういった気持ちを持ち続けてほしいのです。
日本の社会は、アカデミック性を重視するあまり、そのレールから反れた人たちやレールを走っていない人たちは、潜在的に持っている自分の能力を開花させないまま、行き場を見失ったり、時には、あきらめムードに入ってしまったりしている気がします。
苦しいとき、早く脱出したいという気持ちはあるもののなかなか抜け出せないということがあると思います。それでも、あきらめることなく前を向いて進んでいると今ぶつかっている壁を乗り越えるヒントをくれる人が現れたりするものです。
例えば、私は、自分の考えに固執することが無いように、外に出て行って人の話をよく聞くことを心がけています。そうすることで、今まで気づいていなかったことに気づかされます。自分の人生にとって気づくと気づかないとでは大きく変わってきますから、そのようなときはとても感謝しています。
何事も、あきらめてしまうとその瞬間全てが終わってしまいます。しかし、最後まであきらめずにやっていると必ず道が開けてきます。自分自身にも言い聞かせていることですが、『もう少し、がんばってみよう。』と繰り返し、突き抜ける瞬間を幾度も体験することが大切だと思います。
そのときの感覚は、普通では味わえないなんとも言えない感動があります。テレックス関西のスタッフには、その感動を覚えていただき、すばらしい人生を歩んでほしいと思っています。そして私は、彼らが望むステージをできる限り用意していきたいと考えています。